『京都から230キロの先に・・・の巻』健二さんと別れたあと、
天橋立ユースホステルに泊まったおれ。
この日の天橋立の夜はなんと0度!
野宿どころか、外を出歩くにも寒すぎた。
覚悟はしてたけど、まさか
こんなに寒かったとはなぁ・・・
この日からスキーウェアとパーカ、
ユニクロヒートテック3枚で移動することに。
さて、今日の目的地は
ここから140キロ離れた
鳥取市!
宿から5キロほど歩いて、
そこから本日のヒッチ開始!
ヒッチ開始からすぐしないうちに、
京丹後市に住むおじさんに乗せてもらえることに!そのおじさんは息子が防衛庁勤務で、
とにかく鼻が高いのだそうだ。
日本を守る仕事って、考えてみればスゴイ!
宮津市から10キロくらい進んだところで
おじさんにお礼を言い、お別れする。
ここまで来るともう
兵庫県も近い。

京都府ともいよいよおさらば!
そして次に乗せてくれたのは
その兵庫県に住む
竹野内さんという方!
竹野内さんは魚の卸売りの仕事をしていて、
兵庫のいいところも悪いところも話してくれた!
特に内定取り消しの話は
なにも都心に限ったことでなく、
兵庫でもバンバン行われているようだ。
『仕事があるだけマシ』と語る竹野内さん。
そんななかで竹野内さんは
『地元でもとびきり名の知れた
うどん屋があるから食べに行こう!』と
久美浜にあるうどん屋まで連れてってもらえることに!
お礼に俺はまたもギターを弾き語り・・・。
聞き苦しいかもしれないが、
そんな形でお礼が言えたらと、一生懸命歌う。
『久美浜から豊岡までは電車で行ったらいい』と
竹野内さんのアドバイスに従い、久美浜からは
2駅ほど電車に乗って兵庫県・
豊岡市に上陸!
鳥取までは78キロ!ぜっーたい鳥取市にはいったる!

しかしここまでくると本当にのどかだ・・・
豊岡からはまた5キロ歩いて、
ベストなヒッチハイクポイントを探す!
そしてヒッチ再開から1時間。
だいぶ苦戦したが、
鳥取まで行く車を見つけた!乗せてくれたのは豊岡市から
鳥取大学に通う大学生の人だ!
といっても社会人を経験した上の学生であり、
元はなんと東京は足立区の警察官だったという!
ドロボーの捕まえ方や盗聴、ピッキング対策など
かなりアレな話題になったが、車内はとても暖かい空気。
途中、かの有名な餘部大橋に寄っていただけたり、
いよいよ初めて足を踏み入れる
鳥取という町に思いを馳せてばかり。
だがそんな淡い期待は
儚くも裏切られる・・・・鳥取に到着したのは空が暗くなってから。
早速今日の野宿場所を探そうと辺りをうろつく。
しかし鳥取の街は想像以上に現実的だ。
飲食店はすべて7時に閉まり、
駅ではこんな時間が地元のヤンキーたちが
なにかの集会を始めていた。
電車で一駅先の無人駅に移動して、
そこで野宿しようとしても、またも集会。
あまりにも東京と風土が違いすぎる・・・。
けっきょく死ぬ想いで見つけた漫喫に
倒れるようになだれこみ、泥のように就寝。
鳥取の現実は、あまりにも厳しかった。

(つづく)
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