プロフィール

Author:sjkyo
東京都内に住む大学5年生。
就職活動を終えてこの夏、
ヒッチハイクでの旅行を決意!

↓mixiやってます!!
http://mixi.jp/show_profile.pl?id=2813709

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード
1GB!FC2ブログ(blog)

Ads by Google

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【58日目】鹿児島県垂水市→佐多岬→垂水市

決死のヒッチハイク、佐多岬!の巻

―佐多岬―
大隈半島の最先端にある、
本州最南端の岬。

岬に到達した先人達によると、
この岬周辺の人口、車通りは極端に少なく、
ヒッチハイクだけで行くには
最も難しい場所だそうだ・・・。


長野さんに志布志まで送って頂いたあと、
佐多岬へ続く道でヒッチし続けた俺。

だが本当にやってくる車通りが少ない!
やってくる車は10分に1台レベル・・・。

そうしてヒッチ開始から3時間経過。
辺りは既に暗くなり始めていた。

いたし方ない。
佐多岬は明日再挑戦しよう!

というわけでその後のヒッチで
2台乗り継ぎ、やってきたのは
ライダーハウスたるみず』。

ここでは阿蘇ライダーハウスで出逢った
『焼きみかん』さんが既に泊まっていた。
すごく順調に来たじゃん!と驚いていたが、
いやいや、やっぱりバイクの方が早いですよ・・・。

ライダーハウスのメンバーと
夕食を食べたあと、宿のオーナーに
佐多岬へのアクセスを聞く。

するとオーナーさん、

佐多岬までは往復160キロ。
車通りは少ないし、ヒッチだったら
一日で帰ってこれる保証は無い。
』 

まじかー。覚悟はしてたが、
道のりは想像以上に厳しいな・・・。

九州上陸してから20日近くが経過。
実は俺が来年から就職する会社の
内定式の期日が近づいており、
もう残された時間は少なかったのだ。

だからこそ、出来れば
佐多岬には1日で行って帰ってきたい。
その為に、ずいぶんとしつこく
オーナーさんに質問を重ねた。

ママチャリで走るとか、色々なアイディアがあったが、
しまいには『気合でなんとかしろ!』と投げられてしまった。

確実なのはバス。
だが残金が底を尽き始めている中、
4000円近くの出費は痛い。

そして何より長野さんの思いを
不意にすることになる。
行くならやはり、自分の力で。

だがママチャリで160キロも、
気合でどうこうなる話じゃない。
実家がチャリ屋の『焼きみかん』さんも
それは辞めた方がいいと言っていた。

じゃぁヒッチ・・・?
でも車通りが少ないって聞くし、
一番確実性に欠けるよな・・・。

結局うやむやが止まらずに、
次の朝を迎えることとなった。



翌日早朝。
まだ周りは寝静まっている。
そんな中で俺はムクリと目覚め、
ふらふらと外に出た。

決めた。最後らしく、
ヒッチでちゃんと佐多まで行こう。

もし1日で着かなくても、
帰りはお金を借りて飛行機でも
バスででも帰ればいい。

俺は左手の親指に、
自らの運命を託すことにした。

--------------------------

1台目。地元の軽トラック。
待ち時間30分。移動距離は30km。

垂水市から鹿屋市まで移動。

P9240321_convert_20081124160724.jpg
ここから佐多岬へ!

--------------------------

2台目。若いおねーさんの車。
待ち時間なし。進んだ距離は5km。

車通りが少ないこともあり、
走りながら親指を立ててヒッチ!

ぶっちゃけ走ったところで
大した距離は稼げないだろうが、
それでも、切迫した気持ちから
前へ!前へ!と向かっていった。

--------------------------

ここから車通りが少なすぎて絶句する。

色んな場所をヒッチしてきたが、
ここまで車が少ない場所があるのか・・・。

ひどく落胆しつつ、それでも
前へ前へ、走った。

--------------------------

3台目。同い年のおにーちゃん。
待ち時間30分。移動距離は20km。

車通りが全く無かっただけに、
捕まった時は本当に泣きそうだった。

佐多岬まで30km地点の
根占(ねじめ)町の道の駅まで
送っていただけた。

P9240322_convert_20081124160756.jpg
大隈半島の海はめちゃめちゃキレイ!

--------------------------

4台目。82歳(!)のおじいちゃん。
待ち時間2時間。移動距離20km。

車通りが本当に少なくて、
やっとの思いで停まってくれた・・・。

佐多岬がある佐多町まで
送っていただけた!
本当にありがとうございます!!

--------------------------

ここから佐多岬まで、
通行する車は皆無。

ここは本当にどうしようもなくて、
残り10kmだけバスを使うことに。

しかし佐多という町は70歳付近の
お年寄りしかいないのだ!
本当に過疎化した町の、
リアルな姿を見てしまった・・・。

これではなおさら、
佐多岬まで行く車は見込めない。

--------------------------

バスでなんとか佐多岬手前まで行く。
しかし当の佐多岬はバス停から
歩いて片道5kmもあるのだそうだ・・・。

時刻は午後2時。
日が落ちるまで、あと4時間。

本当に、本当に、
絶望でしかなかった。

けど他に出来ることは
走ることしか無かった。

『走れメロス』のように、
走って、走って、走りまくった。

--------------------------

すると奇跡が起きた!
後ろから1台の車がやってきたのだ!

まるで『101回目のプロポーズ』の
ラストシーンのように車を停める俺。

『お願いです、短い距離を
どうか乗せてください!!』

半泣き状態でお願いしたところ、
ヒッチはなんとか成功!!

5台目。移動距離3km。

ついに俺は、本州最南端の
佐多岬に足を踏み入れた。

--------------------------

P9240330_convert_20081124160836.jpg

P9240333_convert_20081124160937.jpg

P9240336_convert_20081124161024.jpg
※種子島と屋久島

P9240345_convert_20081124161056.jpg

--------------------------

こうして俺は、ついに
北と南の岬を制覇することが出来た。



だが、時刻は既に午後2時半。
もはや一刻の猶予も許されない。



そこで俺は最後の手段に出た。

--------------------------

それは『直接交渉』。
直接交渉は神経を使うので、
普段は滅多にやらないのだが、
このときはそうも言ってられなかった。

駐車場に停めてあった、
2、3台ばかしの車に声をかけた。

『1kmの短い距離でも構わないんです!
どうか乗せてください!よろしくお願いします!』

それこそ土下座も辞さない気持ちで、
心をこめて、直接交渉した。

--------------------------

6台目。

佐多岬に来ていたお兄さん。

交渉してから1台目。

移動距離は・・・



85km。



乗せてもらえると聞いたとき、
思わず膝から崩れ落ちた。


(つづく)

<< 【59日目】鹿児島県垂水市→福岡県北九州市 | ホーム | 【57日目】宮崎県宮崎市→鹿児島県垂水市 >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP