プロフィール

Author:sjkyo
東京都内に住む大学5年生。
就職活動を終えてこの夏、
ヒッチハイクでの旅行を決意!

↓mixiやってます!!
http://mixi.jp/show_profile.pl?id=2813709

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード
FC2ブログ(blog)

【30日目】青森県青森市→秋田県秋田市

『人生が変わる日!の巻』

昨夜は23時頃にフェリー乗船。
青森港到着時間まで爆睡し、
この日の為の体力を蓄える。

そして朝6時頃に青森港到着!
さぁ帰ってきたぞ本州。
今度は一体どんな旅になるだろう・・・!?

港の近くにあったコンビニで腹ごしらえをし、
久方ぶりの本州ヒッチハイクを始める!
雨もぽつぽつと降ってきたことだし、
出来るだけ早く車に乗り込みたい!!

だがヒッチ開始から1時間が経過。
秋田へと向かう国道は2車線で車通りが多く、
なかなか思うようにいかない。

仕方が無いので、先へ先へ歩き始める。
すると国道が一車線になった!!
ここはやりやすい!ということでヒッチ再開!

P8190386_convert_20080828182024.jpg
一車線になった国道

しかしここでも1時間待ちぼうけ。
車の通行量は多いのだが、
一向に停まってくれる気配がない…。

心なしか気落ちする俺。
場所を変える為に前へ前へ歩き始める。
段々と激しくなっていく雨。

雨が激しくなってきたので
とある場所でヒッチハイクを再開する。
しかしヒッチし続けること、2時間。
停まらない、なぜ停まってくれなんだ・・・?

この旅始まって以来の大不振で
かなり心がやられてくる。
あてもなく、とぼとぼと前へ前へ進む。

建物は無くなり、すっかり
山奥に入ってしまった国道。
隣ではスピードを出した車達の
無情にも走り去っていく音。

思えば、北海道という暖かい環境で
俺はいつも車に乗せてもらっていた。
要は甘やかされていたってことだ。
それだけに、この挫折はひどく辛かった。

だがある時、一台の車が
車道が狭いながら路上駐車をして
こちらに向かって何か叫んでいるのが見えた。

『おめぇ、どこまで行くんか?』

『あー、あの、
とりあえず弘前まで行きたいんですけど・・・』

『ぎゃははは、マジうけんだけど!!』




『しゃーねぇ、俺も予定無くなったから
弘前まで乗せてってやんよ!!』




青森港を出てから半日。
俺はそのヤンキー風なお兄ちゃんに
命を救われたような気持ちがした。



『ぎゃはは!おめーマジでしけた面して歩いてやんの!
はじめはイジめてやるつもりで声かけたんよ!』

その間の俺、茫然自失。
まるで顔から生気が失せていたと思う。

『そんなしょんぼりした顔でやってたら
誰も乗せてはくんねーよ?てか世の中軽くナメとんのちゃう?』

『20キロ、30キロちょい歩いただけでへこたれてんじゃねー!
男なら100キロ歩いてからでないとはじまらないよ?』

このヤンキー風なお兄ちゃんは赤坂さんといい、
それはそれは昔悪いことをも沢山してきたという。

赤坂さんに次々とカツを入れられる俺。
ヒッチハイクに対する、自分の驕りを反省した。
あぁ俺はなんて甘ちゃんだったんだろう・・・

このようにマイナスイメージから始まった俺だが、
赤坂さんの口から出た次の言葉に驚いた。

『けどな、おめぇはその場に座り込まずに
しけた面しながらも、ちゃんと前に進もうと歩いていた。
だからこいつは乗せてやってもいいかな、と思ったわけよ』




そこから赤坂さんと意気投合し、
気付けば弘前を通過して、
なんと秋田県にまで突入していた。

秋田には大した用事もないのに、
『お前のこと、気にいった!』という理由だけで
車を前に前に進めてくれる赤坂さん。

赤坂さんは本当に
数奇な人生を歩んできた人だ。
俺も人とは一味違う人生を
歩んできたと勝手に思ってきたが、次元が違う。
普通なら絶対に交わらない人だ。

俺はそんな赤坂さんに対して、
なぜか後ろめたい気持ちでいっぱいになった。
だけど赤坂さんはこういってくれた。

『まぁお前もヒッチの旅をして本当に良かったな!!
これでもう人生の流れが変わったべ?
あとはもう、俺と同じで楽しいことが待ってるだけだ!』

『大丈夫、お前なら絶対やれる。やれるって!』 

たった一瞬の出逢い。
そして別れも一瞬のヒッチハイク。
だけどこの日の出逢いは俺にとって
人生の何かが、吹っ切れたような
そんな気持ちになった。

秋田市まであと一歩というところでお別れ。
赤坂さんととある『約束』をして、俺達は別れた。
あまりにも濃い、価値ある時間。

この青森での大きな挫折と
赤坂と出逢った経験は、
今後ヒッチハイクをする上での
確かな自信となった気がする。

とりあえず赤坂さんとのやりとりは
あまりに濃すぎたので
ここには書ききれませんでした。
また東京で逢いましょう、赤坂さん!

そして青森でのしけた面した俺とは違い、
背筋を伸ばし、満面の笑顔で
次のヒッチに臨む俺がいた。

(つづく)

<< 【31日目】秋田県秋田市→山形県→新潟県新潟市 | ホーム | 【29日目】北海道札幌市→室蘭市 >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP