那覇から14時間ゲロ船の旅・・・!の巻』
昨日は久米島から那覇に帰ってきたあと、
みほちゃんが渡嘉敷島にダイビングするというので
月光荘で別れ、ここから毎度おなじみ小峰さんと
ペアルックで行動することになった!
そして俺は当初、八重山→本島と経て、
久米島でこの旅最後を迎えるつもりだった!
がしかし、それでも旅は続くことになった。
それは2人がまだ石垣にいたとき、
2人が発した何気ない会話から始まった・・・。
俺:『小峰さん、あと離島で行きたい島ってあります?』
小峰さん:『うーん、そうだねぇ・・・
次はとりあえず大東島に行きたいかな』
俺:『マジすかー!?
実は俺も大東島行きたいと思ってたんすよー!!
でも大東島って那覇から400キロも離れてるし、
第一、そこまでお金が持ちませんよ・・・』
小峰さん:『でもフェリーで行ったら学割きくって聞いたぞ?』
俺:『えっ、それはオトクですね!
じゃあまた本島で会ったら大東島目指しますか!』
そして石垣で別れてから月日は流れ、
2人はまた沖縄本島で再会することとなった。
石垣で語った2人の何気ない計画。
その計画を実行するチャンスが、目の前に転がっていた。
ちなみに大東島とは那覇から東に360キロ、
八重山からは800キロも離れているという絶海の孤島である。
島の周りを囲む断崖絶壁と常に沸き起こる高波で、
島にやってくる船は港に船体を寄せることが出来ないという。
だから船に乗っている人々はなんと、
陸地にあるクレーンに吊り上げられて入港するという
なんともサバイバルな方法で島に上陸しているらしい。
しかもこの島にやってくる船はなんと週1便のみ!
つまりいったん船が出たら1週間は帰ってこないのだ!
さらに船の乗船時間はなんと14時間・・・!である。
そういう意味で、上陸するのにかなりのリスクを伴う島だ。
だが波照間を経験してから
すっかり離島中毒の俺らは
このような大東島の現状を聞いて、
思わず武者震いがしてしまった!
那覇から東に360キロも離れている島が
どんな島であるか確かめずにはいられないっ!
おそらく人生初であろう、クレーンでの上陸を
体験せざるには、いられないっ!!
これを”男のロマン”と言わずしてなんという!
大東島はすなわち、男のロマンそのものだ!
大東島がどんな島であるかどうかはさておき、
大東島を目指すことに、まずこの旅の意義があるのだ!!
俺はそんな男のロマンである大東島に
この旅最後のひとときを委ねることにした!!
携帯電話は圏外、TVも満足に映らない・・・
そんな島で、1週間過ごすことに決めた。
そんなわけで、やたらと興奮する小峰さんと俺。
大東島という島は、果たしてどんな島であろうか?
そしていったいどんなことが待ち受けているのか?
期待を胸に、俺らは那覇泊港から
大東海運フェリーに乗り込んだ!!
出航時間は午後5時出航の予定だ。
しかし大東海運のフェリーは
予想に反して、ひどく華奢で小柄な船だった・・・
それに加えて、沖縄の冬独特の荒波。
これはもはや、死を意味する他なかった。
こんな小さな船でいったいどうやって
14時間の船旅を乗り越えようというのだろうか?
俺らはしょっぱなから吐くことを覚悟し、
少しでも吐く時楽になれるように、夕飯を前倒しで食べた。
だが出航から2時間もしないうちに
絶望的な酔いの苦しみが俺の体を襲った。
とにかく、座ってもられないのだ。
体を横にしなければ、今にも吐きそうな勢いだった。
隣にいる小峰さんも、心なしかいつもより口少なだ。
はたしておれらはこのまま無事に
大東島に到着することが出来るのであろうか・・・!?
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